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■思い立ったが2DAYS【第五話】

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前回ココ。初レースにして全く緊張感のない俺に容赦のない鉄槌が食らわされるワケだけど、そんな事とは知らず意気揚々と人生初のレースがスタート!!!!はてさてこの先どのような冒険が待ち受けるのか!?なんだかオラわくわくしてきたぞ!
■鉄槌
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▲森の中を抜けると…

オフィシャルの「スタートッ!!!!」の掛け声と共にスロットルとグイっと回し、クラッチをポンっと繋ぐ。軽くフロントアップをしながら調子よくスタート!「ふふふ、決まったな」と気分良く飛ばす俺。そして森の中へと入って暫くすると急に開けた場所に出る。スキー場だ。テープでコースが区切ってある、そしてスグに右コーナー、曲がり切った所がさっきM君が登ってたヒルクライム!「こりゃ途中で止まったら確実にアウトだな~」とか考えながら慎重にスロットルを開けて登りきる。そこからはバイク一台が通れるくらいの林道から、完全に森の中へ。そして…登ったら必ず来るのが下り…ぉおっと。いきなり下りへのアプローチで木の根っこがむき出しのチュルチュル路面…降りれるんか?とりあえず手前で深呼吸。こう下りてあそこのフカフカのウッズで転ぼうと考えて一気に下る。狙い通りの場所で転倒。「よしっ!」(転んでよして…)そして慎重に下って行きたどり着いた所が今大会最大の難所(俺だけ?)「V字谷」…


■V字谷
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▲V字谷…

V字谷っていうのはつまり断面でみるとV字型してる谷の事です(説明になってない)そこを下って登ってって感じになります。以前に社長に聞いていたのが主催者のSSERは5周年や10周年などの節目の年のレースにはちょっとした難所を設けるのが常だそうです。そして今回25周年の難所がこの「V字谷」…先に開催された「ヒストリック部門」で皆がハマってたのもこの「V字谷」まぁ、中級位のライダーなら難なく通過出来ちゃうんでしょうけど、こちとらバリバリの初心者だからね~。

大丈夫かいなぁーとか考えてたら「V字谷」の入り口でオフィシャルの方が攻略法を教えてくれてました。フムフム…なになに?一気に下って上りは斜めにアプローチ。アクセルを開けすぎないで慎重にって?よっしゃ!任せて下さいよー!なんて思いながら下を見ると…え?これほぼ垂直じゃないですか?僕には90度の崖に見えるんですけど…「V」ですよね「V」?これ「I」なんですけど…っと5mくらいの落差はあろうかとうい「崖」があるんです。しかし…後ろからもどんどんライダーが来るので躊躇してる場合ではない。気合一発下ってなんとか成功。まぁまぁ、ココは下るだけだからさ。さてここからが問題。下った勢いでそのまま真っ直ぐ垂直には登れないので、一旦止まって谷底から斜めにアプローチしていきます。とりあえず行くかってことで「気合一発」(←ってこればっかり、今回は技術的な裏付けなどないので全て気合いで乗り切ります)ブブーンと果敢に挑戦!8割くらい登ったところで痛恨のエンスト。そのまま谷側にマシンを倒してしまい谷底まで一直線!落ちた場所にちょうど他のバイクがあり、自分のハンドルとそのバイクの間に右指を挟んでしまう。「イテェ!」…すっごく痛いんですけど…コノ時にブレーキレバーも根元から折ってしまいます。「おいおい、フロントブレーキなしでココをクリアする自信ないよ…」なんて思いながら二度目の挑戦。今度はもう少しのところで焦ってアクセル開けすぎでリアが滑ってしまいまたもや谷底に…


■ライダーほいほい
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▲ガッポガッポと入れ食い状態♪

このV字谷なんですけど、スキー場なので全体がクダリになってます。スノボのハーフパイプはU字ですがそれがV字になっていると思い浮かべてくれたら間違いないと思います。V字の谷から斜めにアプローチして失敗すると、バイクを起こして向きを変えて、一度谷底を上まで移動して、また上から斜めにアプローチしなければいけないのですが、二度目の挑戦で失敗した時点で日頃の運動不足が祟ってか、オッサンはすでに半端なく汗だくで体力がゼロ。あまりの暑さに谷底の一番深いところでメットを取ってキャメルから水分補給しながら休憩…。しかもグローブを取ると一度目の挑戦でバイクと挟んだ右中指と薬指がビックリするくらい腫れてる。「おいおい、まだスタートして500mくらいしか走ってないのにもうこんなんかい」と意気消沈。だってまだこの先300キロはありますからね。「もしかして俺、大変なレースに出ちゃったのかな~」なんて思いながら休憩してると上からガッポガッポとバイクが落ちてくる。みんな上がれないようです(この光景を上から見た人はまさに「ライダーほいほい」だったと言っていました)っていうのもココV字谷は全体的に膝くらいまでの草が生えており、さらに雨が降ったのせいか草が濡れているのでまたよく滑るんですよ。そんなワケで上から落ちてくる人達がどいてくれないと俺のバイクが動かせないので起こしたりするのを手伝ってあげる。(この行為が後に助け舟となる)そうこうしてるウチにもっと先までアプローチ出来るようにって事なのか、一番下のテープ(このテープより外は走っちゃだめ)が奥の緩やかな方まで伸びてるのを見てすかさずソコから脱出…実際一時間くらいココにいたんじゃないかな…やっとのことで脱出する。ミラーは片方なくなり、ブレーキレバーは折れて、既に満身創痍の俺…大丈夫なのか?2日間走りきることは出来るのか…??(つづく
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[ 2009/11/29 02:03 ] 思い立ったが2DAYS | TB(-) | CM(-)